湯河原温泉局 潜入!湯河原町浄水センター(下水処理場)
湯河原温泉局について
湯河原温泉と呼ばれる湯河原は相模の小京都と呼ばれる温泉街です。万葉集の中で唯一温泉が湧き出る様を歌われているのが湯河原温泉です。この歌は、巻十四の東歌(あずまうた)の中の相聞歌として相模の国の歌十二首の中の八首目に出てきますが「足柄の土肥の河内に出づる湯」という温泉が湯河原温泉であることは、万葉研究の第一人者で歌人の佐々木信網博士によって考証されています。歴史に古い湯河原温泉のローカル・マイナーニュースをお届けしていきます!
湯河原梅林 昼間の梅林の様子 湯河原温泉局 小学生サーファー 湯河原温泉局 小山みつなさん 湯河原温泉 みかん狩り 湯河原温泉局 湯河原川釣りスポット 湯河原温泉局 カクテルバーRustyBlue



TOPへ

Ads by Google

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。



スポンサー広告--/--/--(--)--:--

TOPへ

潜入!湯河原町浄水センター(下水処理場)

湯河原町では、「下水道普及促進活動」を実施しています。
⇒関連記事:湯河原町役場 下水道いろいろコンクール

今回は、湯河原町浄水センターを見学させていただきました!(しかも管理人一人のためにわざわざ施設内を丁寧に・・・)案内してくださったのは、オザワさんという職員の方です。終始穏やかで、下水処理に関して熱心で深い知識をお持ちの方でした。

DSCF1499.jpg DSCF1494.jpg
上記画像は、湯河原町の海浜公園です。ここに湯河原町浄水センター(下水処理場)があります。この海浜公園の地下には、巨大な施設が存在していたのをご存知でしたか?

さっそく、施設内の写真を・・・
一枚目を見てもらうとわかると思うのですが、自転車が置いてあります。中には、自転車で移動してらっしゃる方もいるくらい広い施設です。
DSCF1505.jpg DSCF1506.jpg DSCF1512.jpg

中央監視室
下水の量などを監視している部屋です。
DSCF1495.jpg DSCF1496.jpg DSCF1497.jpg 

下水処理の工程は、
1.沈砂池と呼ばれる場所でゴミや土砂を取り除く
2.最初沈殿池と呼ばれる場所で沈みやすいよごれを回収
3.バクテリアの力で有機物を分解(反応タンクという機器)
4.最終沈殿池と呼ばれる場所で残ったよごれを沈める
5.減菌池と呼ばれる場所で消毒
6.川へ放流

※1.
1〜3の工程ではものすごい臭いがするそうです。そのため、1〜3の工程ではパイプを通して脱臭設備に繋がっています。この設備でも、臭いを微生物の力で分解しています。そのため、施設内はほとんど臭いませんでした!1〜3の各場所も、しっかり密閉されて機械が作動しているため、最小限の臭いで済んでいるそうです。ふたの隙間などから、どうしても臭いは漏れるらしいのですが・・・。管理人はほとんど気になりませんでした。

※2.
工程4で沈められた沈殿物は、同施設内で焼却され、コンクリートの材料になるそうです。ちなみに、この焼却処理施設が完成するまでは、1日20万円のコストをかけて岐阜県まで運んでいたそうです。焼却施設を導入したことで、このコストが削減できたそうです!それと、神奈川県のコンクリートは全てこれらしいです。

1.沈砂池と呼ばれる場所でゴミや土砂を取り除く
DSCF1500.jpg DSCF1503.jpg DSCF1504.jpg
1枚目の画像は大きなゴミや土砂を取り除くフィルター装置みたいなものです。ビニールなども取れるそうです。あまり大きなゴミは流さないように気をつけたいですね。2、3枚目は沈砂池です。ここでゴミや土砂等の大きなゴミが取り除かれます。2枚目に、軽くオザワさんが写っています(笑)


2.最初沈殿池と呼ばれる場所で沈みやすいよごれを回収
DSCF1507.jpg


3.バクテリアの力で有機物を分解(反応タンクという機器)
DSCF1508.jpg DSCF1509.jpg DSCF1510.jpg
昔水は、川や海の水が蒸発して雲になり、雨や雪を降らせて川が持っている自然の力(バクテリアなどの微生物や砂利や石などで浄化)で綺麗にされましたが、現代の状況(人口増加や生活・工業廃水)では綺麗にしきれないそうです。そこで下水処理の登場となったわけですが、この工程の処理は一番のメインで、バクテリアを養殖しながら人工的に水を綺麗にしているそうです。ちなみに、オザワさんいわく、バクテリアにも人間と同じ「調子」みたいなものがあり、季節の変わり目や水の温度変化で浄化処理能力が違うらしいです。

4.最終沈殿池と呼ばれる場所で残ったよごれを沈める
5.減菌池と呼ばれる場所で消毒
6.川へ放流
DSCF1511.jpg
この段階では、もう臭いがしないので池に蓋がありません。

工程4で沈められた沈殿物・沈殿物回収機と焼却装置
DSCF1513.jpg DSCF1514.jpg DSCF1515.jpg DSCF1516.jpg
1枚目は沈殿物です。触らないほうが良いということで、オザワさんが持ってくれてます。2枚目は沈殿物の最新の回収機だそうです。今のは劣化してきているそうです。3・4枚目は沈殿物の焼却装置です。建物3階分くらいはある、とても大きい装置です。

DSCF1498.jpg
浄水した水でメダカを飼っているそうです。9月8日には湯河原、真鶴町の住民を迎えて下水道処理施設見学会を実施した際に、産まれた子メダカを配ったそうです。このメダカは、ちゃんと浄水できているかを確認する役目もあるそうです。

このように、下水処理は行われています。正直言って、湯河原にここまでの施設があったとは驚きました。真鶴、熱海の泉の下水処理もここで行っているそうで、1日1万3千トンを処理しているそうです。現段階での許容量は、2万数千トンだそうです。将来的には、3万数千トンまで増やす予定で、これは湯河原、真鶴、熱海の泉それぞれの人口増加を見込んだものだそうです。

オザワさんの将来の展望は、最新鋭の機械を導入し、コスト削減をし、環境にやさしい施設にしていきたいそうです。下水処理は、バクテリアの維持管理が重要で、温度差などでバクテリアの調子がちょくちょく変わるので、頭を悩ませているそうです。

またオザワさんは臭いにとても気を使っています。(オザワさんだけでなく、ここの職員さんは皆そうでしょう)臭いの流出を最小限に抑える努力を惜しまないそうです。目標は苦情ゼロってところでしょうね!

今回は湯河原町浄水センターの職員オザワさん、見学・取材の申し出を快く受け入れてくれたアサダ課長の協力で実現した記事でした。この場を借りてお礼を申し上げます。また見学中にバクテリアの池の蓋を開ける作業を手伝ってくれた工事現場の方々にもお礼を申し上げます。



テーマ:ローカルネタ│ジャンル:ニュース
ニュース特集 | コメント(1) | トラックバック(0)2007/09/13(木)07:44

コメント

下水処理

下水処理ってどうやってされているのかすごく気になっていたのです。
丁寧で解りやすい説明ありがとうございました(>∀<)

沈澱物はどうなっているのでしょうか…?オザワさん素敵です(笑)

2008/06/13(金)00:45| URL | あお #- [ 編集]

コメントの投稿


秘密にする

«  | HOME |  »


記事検索

ブログ全記事表示

全ての記事を表示する

プロフィール

atyugawara

Author:atyugawara
湯河原温泉局長
湯河原に住んでいる管理人の局長が湯河原に関するニュースをお届けします!

イベント

10月10日〜12月23日
湯河原 温泉みかん狩り
湯河原温泉のみかん狩り

11月21日〜12月6日
湯河原温泉 池峯「もみじの郷とお茶室」
湯河原温泉 池峯「もみじの郷とお茶室」

12月19日〜12月26日
湯河原温泉独歩の湯 冬ほたるin万葉
湯河原温泉独歩の湯 冬ほたるin万葉

コミュニティ

地域生活ブログ

Google

相豆新聞提携サイト

相豆新聞カテゴリーは、(有)相豆新聞社との提携により情報提供を受けております。

メールフォーム

リンク、ご意見、苦情、その他連絡はこちら
yugawara0465@gmail.com

湯河原のローカルネタ情報提供募集中です!各種イベント、スポーツ団体活動やボランティア活動、サークル活動やお店紹介など湯河原で行われることならなんでも掲載いたします!お気軽にご連絡頂ければ、取材に伺います。(営利目的の掲載ではないので、掲載に当たってお金を頂くようなことはございません)

名前:
メール:
件名:
本文:

当サイトはリンクフリーです。相互リンクに関して湯河原やその周辺地域の情報を掲載しているサイトとの相互リンクを募集しています。また情報サイトのほかにも、湯河原やその周辺地域で

・個人のHPやブログ
・サークル活動を行っている
・ボランティア活動を行っている
・教室を開いている
・お店を出している
・個人事業を行っている
・企業活動を行っている

などのサイトとの相互リンクも募集しております。

ただ、湯河原地域又は周辺地域サイトではないけれど、記事を紹介したい場合などは、トラックバックかご連絡を頂ければ記事でご紹介させていただきます。

バナーはこちら