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湯河原町では、「下水道普及促進活動」を実施しています。
⇒関連記事:湯河原町役場 下水道いろいろコンクール
今回は、湯河原町浄水センターを見学させていただきました!(しかも管理人一人のためにわざわざ施設内を丁寧に・・・)案内してくださったのは、オザワさんという職員の方です。終始穏やかで、下水処理に関して熱心で深い知識をお持ちの方でした。

上記画像は、湯河原町の海浜公園です。ここに湯河原町浄水センター(下水処理場)があります。この海浜公園の地下には、巨大な施設が存在していたのをご存知でしたか?
さっそく、施設内の写真を・・・
一枚目を見てもらうとわかると思うのですが、自転車が置いてあります。中には、自転車で移動してらっしゃる方もいるくらい広い施設です。

中央監視室
下水の量などを監視している部屋です。
下水処理の工程は、
1.沈砂池と呼ばれる場所でゴミや土砂を取り除く
2.最初沈殿池と呼ばれる場所で沈みやすいよごれを回収
3.バクテリアの力で有機物を分解(反応タンクという機器)
4.最終沈殿池と呼ばれる場所で残ったよごれを沈める
5.減菌池と呼ばれる場所で消毒
6.川へ放流
※1.
1〜3の工程ではものすごい臭いがするそうです。そのため、1〜3の工程ではパイプを通して脱臭設備に繋がっています。この設備でも、臭いを微生物の力で分解しています。そのため、施設内はほとんど臭いませんでした!1〜3の各場所も、しっかり密閉されて機械が作動しているため、最小限の臭いで済んでいるそうです。ふたの隙間などから、どうしても臭いは漏れるらしいのですが・・・。管理人はほとんど気になりませんでした。
※2.
工程4で沈められた沈殿物は、同施設内で焼却され、コンクリートの材料になるそうです。ちなみに、この焼却処理施設が完成するまでは、1日20万円のコストをかけて岐阜県まで運んでいたそうです。焼却施設を導入したことで、このコストが削減できたそうです!それと、神奈川県のコンクリートは全てこれらしいです。
1.沈砂池と呼ばれる場所でゴミや土砂を取り除く

1枚目の画像は大きなゴミや土砂を取り除くフィルター装置みたいなものです。ビニールなども取れるそうです。あまり大きなゴミは流さないように気をつけたいですね。2、3枚目は沈砂池です。ここでゴミや土砂等の大きなゴミが取り除かれます。2枚目に、軽くオザワさんが写っています(笑)
2.最初沈殿池と呼ばれる場所で沈みやすいよごれを回収
3.バクテリアの力で有機物を分解(反応タンクという機器)

昔水は、川や海の水が蒸発して雲になり、雨や雪を降らせて川が持っている自然の力(バクテリアなどの微生物や砂利や石などで浄化)で綺麗にされましたが、現代の状況(人口増加や生活・工業廃水)では綺麗にしきれないそうです。そこで下水処理の登場となったわけですが、この工程の処理は一番のメインで、バクテリアを養殖しながら人工的に水を綺麗にしているそうです。ちなみに、オザワさんいわく、バクテリアにも人間と同じ「調子」みたいなものがあり、季節の変わり目や水の温度変化で浄化処理能力が違うらしいです。
4.最終沈殿池と呼ばれる場所で残ったよごれを沈める
5.減菌池と呼ばれる場所で消毒
6.川へ放流
この段階では、もう臭いがしないので池に蓋がありません。
工程4で沈められた沈殿物・沈殿物回収機と焼却装置

1枚目は沈殿物です。触らないほうが良いということで、オザワさんが持ってくれてます。2枚目は沈殿物の最新の回収機だそうです。今のは劣化してきているそうです。3・4枚目は沈殿物の焼却装置です。建物3階分くらいはある、とても大きい装置です。
浄水した水でメダカを飼っているそうです。9月8日には湯河原、真鶴町の住民を迎えて下水道処理施設見学会を実施した際に、産まれた子メダカを配ったそうです。このメダカは、ちゃんと浄水できているかを確認する役目もあるそうです。
このように、下水処理は行われています。正直言って、湯河原にここまでの施設があったとは驚きました。真鶴、熱海の泉の下水処理もここで行っているそうで、1日1万3千トンを処理しているそうです。現段階での許容量は、2万数千トンだそうです。将来的には、3万数千トンまで増やす予定で、これは湯河原、真鶴、熱海の泉それぞれの人口増加を見込んだものだそうです。
オザワさんの将来の展望は、最新鋭の機械を導入し、コスト削減をし、環境にやさしい施設にしていきたいそうです。下水処理は、バクテリアの維持管理が重要で、温度差などでバクテリアの調子がちょくちょく変わるので、頭を悩ませているそうです。
またオザワさんは臭いにとても気を使っています。(オザワさんだけでなく、ここの職員さんは皆そうでしょう)臭いの流出を最小限に抑える努力を惜しまないそうです。目標は苦情ゼロってところでしょうね!
今回は湯河原町浄水センターの職員オザワさん、見学・取材の申し出を快く受け入れてくれたアサダ課長の協力で実現した記事でした。この場を借りてお礼を申し上げます。また見学中にバクテリアの池の蓋を開ける作業を手伝ってくれた工事現場の方々にもお礼を申し上げます。
テーマ:ローカルネタ│ジャンル:ニュース
ニュース特集
| コメント(1) | トラックバック(0)
│2007/09/13(木)07:44
下水処理ってどうやってされているのかすごく気になっていたのです。
丁寧で解りやすい説明ありがとうございました(>∀<)
沈澱物はどうなっているのでしょうか…?オザワさん素敵です(笑)
2008/06/13(金)00:45| URL | あお #- [ 編集]
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Author:atyugawara
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